ばんわんだーwww
皆さん知ってるかと思いますけど、よく昔話で「青鬼と赤鬼」
あれ・・逆かな・・・まぁ、題名はそれとして、そういったお話を、
真面目に小説で書いてみたいなぁっと思いましてwww
てなわけで・・・・
*小説ターイム*
あの村を離れてもう何年になるだろう・・・
村を離れた後、僕は山の奥深くの家に住んだ
君は、どうしているだろう・・・村の子供達と楽しく遊んでいるのかな・・・・
・・・君が楽しく暮らしているのなら僕は・・それでいい・・・
・・・・たとえ君に会えないとしても・・・・
トン トン トン・・・・
「ん?・・・誰・・かな・・・」
「すみません・・・誰かいますか?」
「はい・・どちら様ですか?」
「ぇっと、道に迷ってしまって・・今晩だけ泊まらしてもらってよろしいですか?」
聞いたことのあるような感じの男の人の声が聞こえた・・・
扉を開くと・・・・
「・・・・っ!?;・・・」
息が止まりそうだった・・・
すごく久ぶりに見た・・・・
僕の目の前にいたのは、目に包帯をした君だった・・・
・・・だけど・・彼に僕が青鬼だとは気づかれないようにしなければならない・・・
・・・僕だとばれたらまた君に迷惑をかけてしまう・・・
僕はとりあえず彼を部屋にいれた
「えっと、名前はなんていうんですか?;」
名前は知っていた・・・だが、確認のため僕は一応聞いてみた・・・
「俺は・・・紅といいます・・」
・・・やっぱり、彼だった・・・
赤鬼で、俺の大切な友・・・
髪も昔とかわらず赤い・・・だけど、角はなかった・・・
もう、鬼をやめたのだろう・・・
僕は、まだ角がある・・・
鬼は、鬼をやめると角をなくさなければならない・・・
本当に、ごくごく普通の人間になっていた・・・・
「それじゃ、おやすみ・・・」
「・・・おやすみなさい」
紅は微笑みながら挨拶をした
・・・翌朝・・・
「有難う御座いました・・・ご迷惑だったでしょうか・・」
「いえ、そんな迷惑なんて・・・・」
少々、間がはいり・・・
「あの、良かったらお礼に村を案内したいのですが・・」
「・・・ぇ?じゃぁ、行ってみようかな・・・;」
断れなくもないのだが、せっかくなのだから行ってみよう・・・
ばれたとしても、逃げればいい・・・また、どこか遠くへ・・・
久ぶりの村はあいかわらず楽しそうな子供の声で賑やかだった・・・
だけど、一つ疑問に思ったことがあった・・・
「あの、目どうかしたんですか?」
紅は昔は目が見えていたはずだったが、今は両目に包帯をしている
「あぁ、何年か前に見えなくなっちゃって、それでも、声とかなら聞こえるので
大丈夫ですけど^^」
紅は僕に微笑みながら答えた・・・
「そういえば、君は名前なんていうんですか?」
「ぇ;えっと、・・・・;」
本名をいってしまうと、僕だとばれてしまう・・・
僕は考えて、頭にでてきたことを名前にしてみた
「えっと;想(そう)っていいます;^^」
僕は苦笑いしながら答えた・・・
僕の本名は「蒼鬼(あき)」という
とにかく、ばれてはいないようだ・・・すごく焦った・・・
紅は、色々なところを案内してくれた・・・
村もだいぶ変わっていた・・・
「今日は有難う^^色々案内してくれて・・・」
「いや、俺の方こそ有難う^^それじゃぁ、またどこかで・・」
紅は、僕に手を振って帰っていった・・・
これでもう、会うことはないだろう・・・とにかく彼に迷惑をかけなくてよかった・・・
もう、会わない・・・そう、誓ったのに・・・
・・・続く・・・
というわけで続きまーすwww
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