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2011年2月25日金曜日

赤鬼と青鬼小説

ばんわんだーwww
皆さん知ってるかと思いますけど、よく昔話で「青鬼と赤鬼」
あれ・・逆かな・・・まぁ、題名はそれとして、そういったお話を、
真面目に小説で書いてみたいなぁっと思いましてwww

てなわけで・・・・
                  *小説ターイム*





あの村を離れてもう何年になるだろう・・・

村を離れた後、僕は山の奥深くの家に住んだ

君は、どうしているだろう・・・村の子供達と楽しく遊んでいるのかな・・・・
・・・君が楽しく暮らしているのなら僕は・・それでいい・・・

・・・・たとえ君に会えないとしても・・・・


        トン トン トン・・・・

「ん?・・・誰・・かな・・・」

「すみません・・・誰かいますか?」

「はい・・どちら様ですか?」

「ぇっと、道に迷ってしまって・・今晩だけ泊まらしてもらってよろしいですか?」

聞いたことのあるような感じの男の人の声が聞こえた・・・

扉を開くと・・・・

「・・・・っ!?;・・・」

息が止まりそうだった・・・
すごく久ぶりに見た・・・・

僕の目の前にいたのは、目に包帯をした君だった・・・

・・・だけど・・彼に僕が青鬼だとは気づかれないようにしなければならない・・・
・・・僕だとばれたらまた君に迷惑をかけてしまう・・・

僕はとりあえず彼を部屋にいれた

「えっと、名前はなんていうんですか?;」

名前は知っていた・・・だが、確認のため僕は一応聞いてみた・・・

「俺は・・・紅といいます・・」

・・・やっぱり、彼だった・・・

赤鬼で、俺の大切な友・・・

髪も昔とかわらず赤い・・・だけど、角はなかった・・・
もう、鬼をやめたのだろう・・・
僕は、まだ角がある・・・
鬼は、鬼をやめると角をなくさなければならない・・・

本当に、ごくごく普通の人間になっていた・・・・

「それじゃ、おやすみ・・・」

「・・・おやすみなさい」

紅は微笑みながら挨拶をした


           ・・・翌朝・・・


「有難う御座いました・・・ご迷惑だったでしょうか・・」

「いえ、そんな迷惑なんて・・・・」

少々、間がはいり・・・

「あの、良かったらお礼に村を案内したいのですが・・」

「・・・ぇ?じゃぁ、行ってみようかな・・・;」

断れなくもないのだが、せっかくなのだから行ってみよう・・・
ばれたとしても、逃げればいい・・・また、どこか遠くへ・・・


久ぶりの村はあいかわらず楽しそうな子供の声で賑やかだった・・・

だけど、一つ疑問に思ったことがあった・・・

「あの、目どうかしたんですか?」

紅は昔は目が見えていたはずだったが、今は両目に包帯をしている

「あぁ、何年か前に見えなくなっちゃって、それでも、声とかなら聞こえるので
 大丈夫ですけど^^」

紅は僕に微笑みながら答えた・・・

「そういえば、君は名前なんていうんですか?」

「ぇ;えっと、・・・・;」

本名をいってしまうと、僕だとばれてしまう・・・
僕は考えて、頭にでてきたことを名前にしてみた

「えっと;想(そう)っていいます;^^」

僕は苦笑いしながら答えた・・・
僕の本名は「蒼鬼(あき)」という

とにかく、ばれてはいないようだ・・・すごく焦った・・・

紅は、色々なところを案内してくれた・・・
村もだいぶ変わっていた・・・


「今日は有難う^^色々案内してくれて・・・」

「いや、俺の方こそ有難う^^それじゃぁ、またどこかで・・」

紅は、僕に手を振って帰っていった・・・
これでもう、会うことはないだろう・・・とにかく彼に迷惑をかけなくてよかった・・・

もう、会わない・・・そう、誓ったのに・・・



                  ・・・続く・・・

というわけで続きまーすwww

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